毒親から逃げる方法 〜お金編〜

毒親から逃げる為に引っ越しをするのであれば、当然引っ越し費用が必要です。

現在、毒親の元で金銭搾取をされている人もいるでしょう。

それでも、逃げるにはやはりお金が必要なので、逃げる資金を作る必要があります。

さらに、引っ越し後の生活もあるので、先々の収入も見立てておく必要があります。



逃げる資金の準備

まず、引っ越し代と引っ越し後の当面の生活費は事前に貯金しておきましょう。

引っ越し費用

引っ越しにかかる費用は、荷物の運搬費だけではありません。

  • 新居の敷金礼金など契約にかかる費用
  • 現在の自宅を引き払う費用
  • 引っ越しの運搬費

などがあります。

細かいことを言うと

  • ネット回線の解約・移設費用
  • ガス機器の買い替え(都市ガス→LPガスなどの場合)
  • 自動車の住所変更に必要な車庫証明の費用
  • カーテンの購入・買い替え

今思いついたものだけでこれだけあるので、まだまだ細かいものはあると思います。

これらの引っ越しに必要なものだけで、単身なら50万円、家族なら100万円は用意しておいたほうがいいでしょう。


当面の生活費

会社を辞めて引っ越しをするのであれば、毎月入ってきたお給料は止まります。

引っ越し後すぐに就職したとしても、最後のお給料から少なくとも2ヶ月後にしかお給料が入りません。

引っ越し後の収入源をどうするかなどは後述しますが、会社勤めだろうとフリーランスだろうと、引っ越し後すぐに以前と同じペースで仕事をすることは難しいので当面の生活費は用意しておいたほうがいいでしょう。

3・4ヶ月分の生活費を貯めておけばある程度安心できると思います。



『お金』を支配されている人へ

毒親に金銭搾取や管理されている人向けのお話しです。

お給料の振り込み口座自体を管理されている人は、振り込み口座自体を変更しましょう。

全部を変更しても、毒親の拘束が強くなったりしないのであれば、全額変更するほうがいいです。

必要な生活費を要求されれば、その分は現金で払うようにします。

個人的には、これまで全額取られていたのなら、あと少しの期間は払わなくてもいいとは思います。

それでも拘束が厳しくなって引っ越し自体が中途半端になるのは避けたいので、妥当な金額なら払う選択も仕方ないと思います。


全額振り込み口座を変更するとあきらかにめんどうなことになりそうなら、給料の一部やボーナスの振り込み口座を変更しましょう。

大抵の会社は、2・3口座まで金額を指定して振込先を設定できます。

「手当がカットになった」とか「ボーナスが減った」と説明すれば、直後は騒がれるかもしれませんがそのうち治るでしょう。

実際どうしようもないのですが、例えば会社に連絡されたとしても差し押さえでもなければ本人以外の指示で給与を操作したりしません。


給料が全額振り込まれる口座や貯蓄用の口座はネットバンクやネットサービスを利用しましょう。

最近はネットバンクでなくても通帳レスの口座もありますので、利用してもいいでしょう。

通帳やキャッシュカードがあるなら会社の鍵付きロッカー(安全なら)や貸金庫などに入れて見つからないように管理してください。



引っ越し後の収入

次に考えなければいけないのは、引っ越し後の収入です。

転勤する

まっさきに思い浮かぶのは転勤だと思います。

現在サラリーマンの人は、収入面を考えれば一番安定した方法です。

収入はさほど変動しないでしょう。

収入面では安定した方法ではありますが、同時に居場所がバレやすい方法でもあります。

なので、バレないことを優先している状況ではオススメできません。

会社に引っ越しの理由なども説明すれば毒親からの問い合わせには辞めたと伝えてくれるなど、とても協力的ということもあると思います。

親本人など特定できる相手ならいいですが、探偵業者を使われた時、その調査まで対応できるでしょうか?

会社にストーカー被害者やDV被害者の従業員がいたなどで、前例があるということなら期待してしまうかもしれませんが避けた方がいいでしょう。

探偵の調査などについては↓に書いてありますので、転勤を検討されている人は読んでみでください。


海外へ転勤

転勤先が海外なら、話は変わります。

何度もお伝えしていますが、住民票の閲覧制限は100%隠せるものではありません。

毒親から逃げる方法として、一番所在がバレない方法は海外に住むことです。

海外に住む場合は、国内のどこからも住所の把握ができません。

それが役所や国の機関でも同じです。

海外の住んでいる住所の記録は日本国内に存在しなくなります。

つまり、海外に転勤なら、国内で住民票の閲覧制限をかけて引っ越しをするよりむしろ安全ということです。

外務省に依頼して調べるという方法はあるようですが、本人の同意がなければ回答しないようです。

 詳しくは→ 外務省:邦人のご家族やご親族からの依頼に基づく所在調査


引っ越し先で就職する

専門職・資格職の人は、引っ越してからの再就職先も比較的見つかりやすいと思います。

専門職・資格職なら、給料がベースダウンすることもあまりないでしょう。

単身の人なら、余裕を持って探すのもいいでしょう。

子供がいる人は学校関係のコミュニティーなどもありますが、単身の人は閉鎖的な生活になりがちです。

特に毒親にバレないようにするため引っ越し後に会える友達がいない、連絡も取れる状況じゃないという人は、引っ越し先で就職すると新しい出会いにもなります。

失業給付(いわゆる失業保険)をもらいながら探すというのも一つの方法です。

当面の生活費を貯蓄しているのであれば一般的な待機期間の3ヶ月は乗り越えられるので、土地勘がない遠方の引っ越しなら有益に活用しましょう。


オススメの方法

オススメは会社勤めをしてお給料をもらうのではなく、個人事業主やフリーランスとして収入を得ることです。

そうすればどこに住んでいても収入を得ることができます。

引っ越し後に急に安定した収入を得るのは難しいので、引っ越し前から始めおくといいです。

引っ越し前に始めれば、この間の収入を貯金にも回せます。

引っ越し後にその収入だけでやっていけるくらい軌道に乗ったら引っ越すというのがいいと思います。


私は元々海外に引っ越すことを目標としていました。

私が絶縁する方法を探し始めた当時は、まだまだ住民票の閲覧制限も毒親育ちには適応されなかったからです。

国内の引っ越しであれば再就職なども考えましたが、海外では就職事情も全く分かりませんでした。

それに、まず英語が全くだめです。

単身なら、英語が全くだめでも貯金がある程度あれば行ったと思いますが、家族でとなるとあまりに無茶だと思いました。

だから、どこにいても収入が得られる方法を探しました。

それでたどり着いたのが、フリーランスです。

とは言え、何か特別なスキルや資格を持っているわけでもないので、独立するという形は成り立ちません。

インターネットさえ繋がれば、どこでもできる物を片っ端からやってみました。

そして、今の形に収まっています。


今、会社勤めをしていても始められるものを始めて、その間の副収入は貯蓄に回す。

さらにコツコツ続けていけば生活できるだけの収入になり、引っ越し後はその収入で生活ができます。

これは毒親から逃げる上で、強力な武器になります。

いつでもどこでも収入が得られるので、縁のないところへの引っ越しも可能です。

それこそ海外でも大丈夫です。

いつ見つかってもまた違うところへ行けばいいと心の余裕も生まれます。

引っ越しをする上で、”収入”をクリアにできるのは大きいです。


海外への引っ越しも視野に入れている人は是非検討してみてください。

また、引っ越し先で就職もするけれど、副業としてずっとやっておくのもいいと思います。

その分貯蓄に回せば心の余裕も大きくなるでしょう。




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